初めてここを読まれる方に、

少しでも私のことをイメージしていただき、

この人なら任せたい、

逆もあると思いますし、

それぞれの判断材料になれば嬉しいです。

生まれは山口県東部の山々に囲まれた、少しいけば美しい海のある、想像通りの田舎で高校まで育ちました。

小さな頃は、天真爛漫、と言ったら聞こえが良いですが、

今になって思えば、少し変わっている、と言われるような子だったのかな、と思います。

猪突猛進で、膝はいつも傷だらけ。

バンドエイドは常に両膝に10枚ずつくらい貼ってありました(写真でわかりました(^_^;))

何かをやり出すと止まらず、親を焦らせたり困らせることが多かったようです。

大きな音が大嫌いで、これもだいぶ家族を困らせたようで。

なんせ、微動だにしなくなり、どこにいても、石のように全く動かなくなってたみたい笑笑

文字が好き、本を読むのが大好きで、特にアンネの作品や伝記を読んで、覚えたてのひらがなでたくさん感想を書いています。

ありがたい、今でも感謝しているのは、私を育ててくれた家族です。

家族は私のことを否定することなく、

癇癪を起こしてプチ家出しても(と言っても家の周りに隠れるだけですが)

時に諭し、時に何事もなかったような振舞いをしてくれました。

 

徐々に成長するにつれ、そんな私を封印せざるを得なくなりました。

それは、学校。

学校教育は、がんじがらめでした。

ただ、親に迷惑をかけたくない、家族を悲しませるかもしれない、

友人も心を割って話す相手が出てきたのは

大人になってからです。

なので、小中学校の記憶はほとんどありません。

その間は家族のなかも、自営業をしていた父親が生死を彷徨う事故に遭い、生活も一変し、

どん底のような暮らしもありました。

その中で感じたこと。

自分はしっかり風に、自分がないように過ごすこと。

でした。

自分は一体何のために生まれてきたんだろうか、の疑問もそのままに。

 

転換期まで

自分がどうしたいのか、よくわかっていないにも関わらず、

両親は大学へ進学させてくれました。

特に頑張ることもなく、

何をしたらいいのかも分からないのに

大学へ行ったって、彷徨うだけです。

今思えば、本当に申し訳なかったと思います。ある意味、親不孝者です。

学校を辞めようかと思いましたが、

友人が止めてくれて、卒業しました。

自分は何者なのかも分からず、何がしたいのかも分からないまま、

大学時代はバイトしてお金を貯めて

国内海外問わず、一人旅をしました。

お金が尽きたら現地でバイトして。

その間も本を読みました。どちらかというと、哲学に関する本が好きでした。

空っぽな自分が情けなくなることがありました。

卒業後は、そのまま放浪してから就職をしました。

ただ、恵まれたのは周囲の方々。本当に恵まれました。協力しあう、喜びを分かち合うとはどういうことか、とても良い経験でした。

もちろん、行く手を阻む勢力もありましたが、

元々気にならない性分が幸いしたのかもしれませんが、周りのサポートのおかげで乗り越えてきて、その経験は大きかったと思います。

 

自分なりに仕事をして、やがて家庭を持ちました。

仕事は続けて小さい子どもたちを乳飲み子の頃から保育園に預けていましたが、

ある日１歳になった次男の様子がおかしくなり、無理に保育園に預けてしまった自分を悔いました。

このままだと、私がこの子を壊してしまう。

家族で相談して、私と子ども達だけで帰省をして、環境を変えることにしました。

自然がたくさんあり、走り回り飛び回り、愛情豊かな私の親や妹にも助けられ、子どもたちは自分を取り戻したようになりました。

 

整体を始める

実家に戻って子育ても仕事もしていましたが、

未だに一体何をするために私は生まれてきたのかはわかっていません。